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弊社債券リサーチ・グローバル責任者の アンドリュー・シーツが、2026年初めは市場の変動が大きかったにもかかわらず、主要な市場指標がグローバルな景気循環に対して前向きな見方を示している理由を解説します。
このエピソードを英語で聴く。 (https://mgstnly.lnk.to/JCk6mURS)
トランスクリプト
「市場の風を読む」(Thoughts on the Market)へようこそ。このポッドキャストでは、最近の金融市場動向に関するモルガン・スタンレーの考察をお届けします。
本日は、弊社債券リサーチ・グローバル責任者の アンドリュー・シーツが、多数の重要な指標が、これまでにない形で同時に一致している点についてお話しします。
このエピソードは2月12日 にロンドンにて収録されたものです。
英語でお聞きになりたい方は、概要欄に記載しているURLをクリックしてください。
投資においてフラストレーションがたまる点の一つは、どんな指標であっても、いつでも期待を裏切る可能性があるということです。それは当然のことでもあります。これだけ多くのものがかかっている中で、市場の秘密が、私たち何千人もの人間がボタン一つでアクセスできる何百ものデータ系列の中の、たった一つにあるとは考えにくいからです。
しかし、多くの指標が同じ方向を示しているとしたらどうでしょうか。それははるかに注目すべきことです。そして、2026年のスタートは日本国債からソフトウェア株に至るまで大きな変動を伴いましたが、水面下では、まさにそのような状況が起きていると弊社では考えています。具体的には、グローバルな景気循環の見通しに対する楽観と結びついたさまざまな指標が、そろってより力強く、右肩上がりに動いているのです。
景気に敏感なコモディティとして注目される銅価格は大きく上昇しています。世界貿易への感応度が高く、循環色の強い韓国株式は、過去1年間で主要な世界株式市場の中でも最も高いパフォーマンスを示しています。信用創造の中核に位置する金融株は、米国、欧州、アジアのいずれでもアウトパフォームしています。さらに直近では、年初来で景気敏感株や運輸株がアウトパフォームしています。小型株が先行し、市場の裾野は広がり、イールドカーブはベア・スティープ化しています。
これらはすべて、他の条件が同じであれば、将来のグローバル成長が現在よりも強くなるときに見られる典型的な結果です。
もちろん、個々のデータポイントはそれぞれ別の説明も可能です。例えば、銅はAI関連の設備投資ストーリーの一部にすぎないかもしれません。韓国市場は、極端に低いバリュエーション水準からの反発にすぎない可能性もあります。金融株の上昇は、イールドカーブのスティープ化と規制緩和への期待によるものでしかないかもしれません。イールドカーブのスティープ化も、単に政策の不確実性が理由という見方もあります。また、小型株は長期的に出遅れてきたため、「いつかは順番が回ってくる」ということかもしれません。
しかし、これらをまとめて見ると、投資家がグローバル成長の基調が強まっていることを確認するために探しているサインそのものです。弊社では、これらが非常に力強く、相互に重なり合う形でシグナルを形成しており、十分に尊重に値すると考えています。
しかし、状況が良くなっているとすれば、どこからが「行き過ぎ」なのでしょうか。財政、金融、規制の各政策が緩和的になる中で、市場は「良すぎる状態」になっていないかを判断するため、別の指標にも目を向けるようになるでしょう。例えば、近い将来に顕著なインフレの兆しはあるのか、債券市場のボラティリティは高まっているのか、米ドルは理論的な公正価値から大きく乖離していないか、クレジット市場に弱さは見られないか、そして株式やクレジットが、良い経済データに対して悪く反応するようになっていないか、といった点です。
現時点では、まだそのような兆候は見られません。先週この番組でもお話ししたとおり、米国とユーロ圏の長期的なインフレ期待は、依然として中央銀行の目標と極めて整合的な水準にあります。米国金利の予想ボラティリティは年初来でむしろ低下しています。米ドルのバリュエーションは、購買力平価が示唆する水準にかなり近いところにあります。クレジット市場は非常に安定しています。そして水曜日に発表された、予想を上回る労働市場データも、市場からは好意的に受け止められました。
どんな単一の指標も、いずれは投資家を失望させるものです。しかし、景気に敏感な幅広いシグナルが同じ方向を指し示しているとき、弊社はそれに耳を傾けます。これらを総合すると、主要なストレス指標が落ち着いている一方、ファンダメンタルズ面で追い風が吹いているというストーリーを、依然として示していると弊社では考えています。
その証拠が変わらない限り、これらのシグナルは尊重されるべきだと考えます。
最後までお聴きいただきありがとうございました。今回も「市場の風を読む」Thoughts on the Market 、お楽しみいただけたでしょうか?もしよろしければ、この番組について、ご友人や同僚の皆さんにもシェアいただけますと幸いです。
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